幸福論、誕生

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シルヴィス号が登録抹消

シルヴィス号。父ルーラーシップ、母父ディープインパクトの3歳牝馬です。私はこの馬をデビュー前からずっと応援してきました。

その理由は、シルヴィスがラキシスの初仔だからです。ラキシスは、2014年にエリザベス女王杯でGIを勝利し、翌年の産経大阪杯(当時GII)ではダービー馬キズナを下した名馬。ラキシスの現役時にまだ中学生だった私は、なぜか今となってはなぜかよくわかりませんが、ラキシスをとても気に入り応援していました。エリ女を勝った時に凄く嬉しかったことを憶えています。  

そんなラキシスが繁殖初年度につけたのがルーラーシップ。父ルーラーシップ×母父ディープインパクト菊花賞馬キセキと同じ。しかもラキシスと同じく角井厩舎。前から期待が高まりました。
f:id:tkblog346:20200320222439j:image(Twitterより)

シルヴィス号のデビューは12月28日阪神新馬戦。2番人気でレースを迎えたシルヴィスですが、スタート出遅れ、道中掛かりまくり、直線途中まで進路がない状況から強引に内に入ってとてつもない末脚を見せ、対象的に理想的なレースをして勝った1番人気サトノシャロームから半馬身差の2着。負けはしたものの、今後に大きな期待を抱かせる2着でした。

2戦目は1月18日の京都3歳未勝利戦。この日は私はセンター試験本番でしたが、レースは昼休み中に発走だったためラジオで実況を聞いていました。しかし逃げ馬がそのまま逃げ切ってまたも2着。後日レース映像を見直しましたが、また少し出遅れて道中も落ち着きが無く、まだまだ精神面が未熟だなあと感じました。後ろにいた馬が軒並みダメだった中道中10番手を進んでいて2着に入ったわけで能力は見せましたが、勝ち馬アルサトワとは4馬身差。本格化は古馬になってからかなあと感じました。

その後放牧された後、音沙汰なし。私はたまにnetkeibaの掲示板を覗いて次戦の噂がないか見てましたが、3月になっても入厩すらしなかったため不安に思っていたところ、一昨日抹消の情報が・・・

調べたところ抹消というのは嘘ではなく本当らしく、理由は推測しかできない状況ですが、恐らく競走能力喪失レベルの怪我を負った、とかなのでしょう・・・

ラキシスの初仔としてとても応援していただけでなく、母と同じく古馬になってから大成してくれるだろうと期待していたのでとてもショックが大きいです。どういう状況で抹消になってしまったのかわからないのも非常に辛い。はやく情報が欲しいところです。 

ただこれも競馬にはつきもの。勝ち上がって活躍していく馬はひと握り。そのことを改めて実感しました。

サトノシャロームとアルサトワ、シルヴィスを下した2頭や父ルーラー母父ディープで共通する同世代の牝馬フアナ等のシルヴィスと縁のある馬をこの世代では応援していきたいです。サトノシャロームはまだダービーも狙えますし、アルサトワは明日の若葉ステークスに出走します。フアナは今日の未勝利戦を勝ちました。シルヴィスの分まで彼らを応援します。

ラキシスの18年産はリオンディーズ、19年産はキンカメ、今年はエピファネイアをつけたそうですね。ラキシス産駒の今後に期待です。